1月, 2013年
CD「聲奏一如 -壱-」発売
平成23年12月8日 みらい座池袋での
聲明音楽コンサートから1年余。
新たに作曲、編曲を見直し、
全曲に亘り録音し直した仏教音楽CDが完成した。
1月29日発売、である。
お経や聲明の良さをお寺以外の場所でも、
身近に、楽しく、厳粛に感じてほしい。
そんな思いで「仏教の声」と「現代音楽」のコラボレーションを
楽しんでいただけると思う。
本作品の特徴は、ひとつの音楽性に偏ることなく、
西洋風、東洋風、ロック風、讃美歌風など、
多面的な音作りにこだわり、
お経の表現の可能性を追求している点。
使用楽器も二胡、尺八、箏、和太鼓などの伝統楽器だけでなく、
ギター、パーカッション、シンセサイザーなどの現代的楽器も
参加。
現代人の耳にも違和感なく楽しんで聴いてもらえるよう
工夫を凝らした。
さらに、お経の曲構成は、高野山真言宗の正式な法会の
形式を踏襲し、楽しさのみならず、宗教的意味や伝統を
損なわない配慮、そして、あくまでも音楽を通じた「祈り」を
表現することにこだわっている点である。
16ページの楽曲解説ブックレット付き。
購入はこちらから
http://bukkyo.shop-pro.jp/?pid=54309274
謹賀新年 敬禮三宝
紅白観ずして新年来ず、というほど
意固地にこだわっている私であるが
今年はTVを子供等に譲った
チャンネルを譲る幸せも
あと数年、だろうし
家族5人
妻と赤ん坊は実家ではあるが、
それぞれ何処に居ても家族、である
そんなささやかな幸せを感じる新年を迎えた
その日、その時、その瞬間を全力で生きる
今日死んでも後悔しないように
その反面
昨日の全力に満足できない自分でありたい
故に 死にたくない 死ぬのが怖い
足を知る
生涯修行
それぞれのバランスとベクトルを
常に絶妙に保っていたい
瞬間を全力で生きている人間は
100年与えられても実現し得ないほど
やりたいことが湧き出てくる
昨年の私は、自分でも驚くほど全力で日々を過ごした
が、それもすでに過去の遺物である
今年は昨年よりも満足できるよう
そして来年はそれすら恥じるほど
大きく成長したと思いたい
人生は短い
実に難しい、が、そんな生き方を
実践していきたいものだ
皆様にとりまして本年が素晴らしいものであるよう
心よりご祈念申し上げております
合掌